花子2010のコンテンツにある「ダイニングテーブル」の部品で実例をみよう。
元々の画像は右にある。
まず、ダイニングテーブルと椅子を選択し、「図形―カラースキーマ」のメニューコマンドを選ぶか、カラーパレットにあるカラースキーマのボタン( )をクリックして「カラースキーマ」のダイアログを出す。
右図のように、ダイアログが表示される。が、カラーポイント(カラーホイルの中にある◎で囲まれている部分)がたくさんありすぎて、これだと編集が若干大変かも。
そこで一旦このダイアログを閉じ、ダイニングテーブルを合成解除して、まず色を変更したい部分だけ、選択をしてもう一度カラースキーマを選ぼう。
次に、お皿、椅子の座布団とテーブルクロスを選択し、もう一度カラースキーマに挑戦。
必要な部分だけを選択したため、カラーポイントが減った。さっそく編集してみよう。まずカラーポイントをどれか、直接クリックして回してみる。
「すべてのカラーポイントを連動させる」という鎖のようなアイコン( )がつながっている状態(オン)であれば、カラーポイントを回すことによってほかの色も相対的に回転し変わっていく。
カラーポイントを円の真ん中に移動すればするほど、全体の色が薄くなっていく。また、反対に円の外に向けてカラーポイントをドラッグすると、全体的に色が濃くなっていく。
このようにして色々な組み合わせが気軽に作れる。
では、この中の一つかいくつかの色をそのままにして、ほかの色を変更したいときはどうすればよいのか?
固定したい色(カラーポイント)をクリックしてロックのアイコンを「色を反映しない」(かかった状態)にすれば、そのカラーポイントが太い二重の四角に変わる。これで色は固定される。
紛らわしいことに、これ以降ほかのカラーポイントを編集すると、固定したカラーポイントの色も連動して変わるように見えてしまう。しかし、「プレビュー」にチェックを入れて原画を確認すると、確かにいろは固定されているので一安心。
ここで覚えておく大事なポイントとして、四角になっているカラーポイントはいくらいじっても変わらない、という点だ。もっと奥が深いのだが、カラースキーマ、グラデーションと透明度設定でこのように仕上げてみた。
まだカラースキーマについてよくわからなければ、「ここまで出来る!花子 技ありテクニック集」の112ページにそれなりに詳しい説明はあるので、ご覧あれ。
どうも、「快適パソコンライフ-ごった煮」の浜太郎です。
今回のカラースキーマ、本当に便利ですね。
でも、最後の絵は凄いですね。
花子でこんなことまで、できちゃうんですね。
これからも、楽しみにしています。
ありがとうございます。
最後の絵ですが、もう少し影の具合を描画すればよかったと思いましたが、途中で手抜きをしました。でも、カラースキーマの使い方を説明するにはこれで十分かなと思いました。
また取り上げてほしいトピックスとかありましたら、いつでも連絡ください。