きょうは2月7日、花子2008発売日の間際。
さて、まだ花子2008を手に入れていないうちではあるけど、花子の旧バージョンにも使えるヒント(?)を紹介しよう。花子の機能がよくご存知な方には、もうあまり目新しい情報ではないが、わたしがこの前についに発見した機能で、ちょっと得した気分になった。それは、ツールボックス(MSオフィスでは「ツールバー」と呼ぶ)の切り替え機能のことだ。
■シンプルと、うーん、あまりシンプルじゃないようで「通常」というヤツ
花子のひとつの便利(?)それともへんてこりんなところといえば、「シンプル」モードと「通常表示」モードが挙げられる。これらは何ぞや?といわれると… うーん、実例で見ていただいたほうがわかりやすい。
<シンプルモード>
<通常表示モード>
一見、同じように見えるが、「通常表示モード」では、アイコンの第2段があることに気づいたのだろうか。あと、第1段のアイコンでも、配列がシンプルモードと異なることにも注目しよう。
つまり、アイコンの配列と多さに違いがあることが、シンプルモードと通常表示の特徴なのだ。
■ツールボックスの表示をいかに?
さあ、いよいよこの間に発見した面白いことだが、花子では、表示するツールボックスとそのアイコンの配列を、モードごとにカスタマイズできる、という特長がある。
次のステップで先ず、ツールボックスの切り替えができる。
- 図面が開いた状態で、描画パレット(普通は、画面の一番左端にある)の空いたところに右クリックをして、「表示切替」を選ぶ。
- 「ツールボックス表示設定」のオプションが表示される。例として、その中の「文字飾り」にチェックを入れて、「終了」をクリック。
- 画面上部のツールボックスのところに、新しいツールボックスが表示されたことを確認。
実は、この「文字飾り」のツールボックスには、メニューバーの「文字」-「文字属性」-「飾り」の機能がほとんど盛り込まれている。ツールボックスを使わないで5つのクリックが必要な作業は、ツールボックスを使って、1~2クリックでできてしまう。便利なもんだ。
今年も、楽しく、そして力強く!花子の可能性を広げよう。
(昨年のインストーラーバグの騒動が再び発生しないように願うばかりだが)