プレゼンテーションにありきたりの箇条書きのリスト。PowerPointには出来るが、花子は果たしてどうだろうか・・・。
確かに、このようなリストなら、単純な文字列なので、花子は簡単にできる。
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しかし、下記のような、インデント付きのものは?
特に最後のリストの項目に注目。2,3行目は、1行目の行頭の文字に合わせてインデントしてあることがわかる。
花子では、このような一発には出来ないが、一番手軽にできる方法を下記で紹介する。
- 文字入力ウィンドウ(花子2007)に、「まる」を打って「●」に変換し、そのあとに任意の文字列を入力する。項目を入力し終わったら、Enter を押して、続けて同じように「●」で始まった項目を入力してみる。
- 文字入力ウィンドウと同じ文字列が、文字枠として図面に現れる。
文字枠にクリックをし、右側のハンドル(四角)を画面の真ん中まで、クリックしてドラッグする。(もしハンドルが表示されない場合、文字枠に右クリックをし、「文字枠スタイル-補助」のシートで「行自由」をチェックしてOKをクリック。) - CTRL+Aのキー、もしくはメニューの「編集-すべてを選択」で文字枠内のすべての文字列を選択する。
- クリップウィンドウ(画面右側)の中にある「インデント」の設定を、下記のように変更。
- すると、下記のように、インデント付きの箇条書きリストが出来た。
この方法のメリットとして、文字枠をのばしたり縮めたりしても、行頭の「●」が固定して、リストであることがわかる。
なお、花子2006でも、このような演出はできるが、上記のステップ1は文字入力ウィンドウではなく、ツールボックスで「横組文字枠作成」で文字枠を作って直接文字を入力する。また、ステップ4は、カラーパレットではなく、「文字-行間・インデント」でインデントを調整する。