花子でカスタム図形を作成 pt. 1

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花子は、いろいろな図形を描くための機能と可能性がある。ここでは、一番手軽に図が描ける方法として、花子の「作図パレット」とその機能を簡単に紹介しよう。

作図パレットで図形を選ぶ

高額のIllustrator(現在はアマゾンジャパンの価格が¥83,470である)では少々乏しい、「作図」図形があり、2~3回のクリックだけですでにかなりのレパートリーを持っている。下記のサンプルのように、特別になにも作らなくても、作図パレットにある図形を使えば、かなりいろいろと描けるはずだ。

Sakuzupaletteall_1「詳細」で作図図形のさらなるバリエーション

右図の「作図パレット」にある図形をクリックして「詳細」をクリックすると、多くのものは詳細な描画方法やバリエーションの設定画面が現れ、応用が利く。たとえば、「直線・曲線」の「軌跡」Kisekitool をクリックしてから「詳細」を選ぶと、これから描く線の精度、接続の滑らかさと直線と見なす長さが設定できる。たとえば鉛筆やボールペンのような線を描きたい場合、ここで設定しておく。また、正多角形 Seitakakukei の詳細には、辺数を決める画面もあり、三角形から20角形まで、かんたんに作れてしまう。もう一つの例として、折れ線 Oresenzukei_1 の詳細をいじって、細かな折れ線から大胆なジグザグまで、すぐに描ける。作図パレットと詳細の組み合わせだけで、可能性が広がるばかりでなく、自分好みに作図の図形をある程度、カスタマイズできる。(さらに便利なテクニックとして、自分のカスタム設定で描いた図形を、コンテンツパレットの「ストック」にドラッグしてしまえば、あとでいつでも好きなときに呼び出すことができる。)

円弧の裏技

あまり知られていないこととは思うが、花子の「円弧」Enkozukei 図形には、表示モードが二通りあり、設定によっては見栄えが全然違ってくる。下記の図をご覧ください。

Enkocomparison

ご覧のとおり、作図図形で円弧を描くときに、カラーパレットの塗り設定を「透明」にした場合、円グラフっぽく見せることができるし、「塗りなし」にして弧形として扱うこともできる。(参考までに、調べてみたところ、「花子2007のすべて」の35ページにも紹介してあるので、そちらでも確認をお願いします。)実はこの違いを駆使して、マーケティング系のグラフ類など、いろいろなオリジナルな図形が作成できるので、今後はその作成方法を紹介する。

花子には、図形作成のためにはほかの機能が多数ある。今回は「作図パレット」の機能について紹介したのみだが、作図機能で描いた図形を自由自在に変形できる機能、「長方形で切断」「等分割」「クリッピング変形」「せん断」など、いろいろと表現の可能性を広げながら使いこなそう。