花子2010・・・どこまで進化したか?

先日、花子2010のRC (Release Candidate) 版の案内が届き、さっそくいろいろと動かしてみた。

2005年から毎年、花子の新バージョンが出る度に興味深く、製品情報をフォローしてみており、また2010バージョンが出るまでまだ4ヶ月以上待たなければならないが、RC版がかなり早々と案内されたので、きっとよいことがあるだろうと思った。

花子の過去5年の主な変更点

year2005 ・・・クリップウィンドウの改良、オートチャート機能、ブロック図形、デジカメなど画像枠のデータサイズの縮小設定機能

year2006 ・・・図形の透明度設定

year2007 ・・・文字入力ウィンドウ、文字付き図形の改良、カラースタイルパレットの改良

year2008 ・・・文字入力のフリーカーソル、図形効果(ドロップシャドウ、光彩と反射)、イメージ枠・画像枠の自由切り替え、画像のトリミング

year2009 ・・・ズームスライダー、文字入力ウィンドウの大幅改良、図形加工(図形の演算処理)、POP文字(タイトル文字)の専用機能、EPSコンバーターの大幅改良

 

この5年間、花子はドローソフトとしてかなりの勢いで進化してきたことがわかる。

しかし、花子2010のRC版を使ってみると、大きく変わったこともよくなったことも、あまり見当たらない。

ふたを開けてみると、実際はどうなのか、検証してみよう。

花子2010 RC版、本当にナニも変わっていないのか?

実は、花子2010 RC版は派手な機能追加はないものの、使い勝手を少しでもよくする工夫が数点あるので、ここで紹介する。

(1)「コンテンツ」のお気に入り機能追加

hanako2009-clipwindow

(2)「コンテンツ」からクリップを挿入する時の比率あわせ

hanako2010-clip-hiritsu

(3)「カラースキーマ」機能

hanako2010-colorschema

(4)ふりがな設定

hanako2010-furigana

(5)変形パレットの比率固定設定

hanako2010-henkei-hiritsu

(6)数学図記号

hanako2010-suugakuzu-kinou

しかし、これだけの新機能と思える機能が並ぶが、この中でユーザーにとって嬉しいのはどれだろうか。

教材(プリントなど)やちらしを花子で作っている方には、ふりがな設定ができるようになるのは朗報だと思う。また、数学図記号も、かなり偏った機能ではあるが、同じように教材作成においては有用かもしれない。

また、コンテンツをよく使用する方なら、コンテ
ンツパレットの改良がありがたいはず。

ただ、「カラースキーマ」とは、いったい、なんだろう?これがあって作業は楽になるのだろうか。

その答えはまた次回の投稿で・・・。

一番痛いのは、花子フォトレタッチがまたまた、バージョンアップされていないことだ。開発から10年が経つが、本当にどうしたものかと思うくらいだ。

とにかく、いろいろと紹介したが、ご覧の通り今回はどちらかといえば、花子の「マイナーリリース」としか言いようがない。Windows 7の対応は一通りできているようだが、それ以外には改善すべきところが何カ所も、ほぼノータッチになっているのは、花子のヘビーユーザーにとってかなりガッカリするニュースに違いない。

ただ本格リリースまであと3~4ヶ月もあるので、まだ何とも言えない。あくまでRC版なので、最終的に店頭に並ぶ花子2010は、これより若干改良されたかも?(でも過去の歴史からいうと、RC版はほぼそのままになっていることが多いので、あまり期待しないでおこう・・・。)

「花子2010・・・どこまで進化したか?」への8件のフィードバック

  1. 今回のバージョンを目がチカチカしてイラつきをおぼえるのでしょうかね.それだけは,勘弁願いたい物である.

  2. 花子2010のRC版のインターフェースですが、2009年バージョンとほぼ変わりありませんから、その白地で目がチカチカするのは以前のままです。
    ただ、それを見やすいようにオプション画面で設定ができるので(花子2009でも一緒です)、多少の救いにはなります。

  3. 花子2010になってから、文字入力が劇的に遅くなったのは、マシンパワーが足りないからでしょうか?

  4. gaosさん、こんばんは。
    当方の環境ではあまり2009と2010の差を感じられなかったが、もう少し注意してみてみたいです。
    とはいえ、だいたいどのソフトもバージョンアップにつれ必要な動作環境が厳しくなってくるのは今日の状況です。
    ご自分のパソコンはどういったプロセッサーとメモリ構成なのでしょうか?花子の動作推奨環境は、ウィンドウズと同じだと思いますから、もしWindows自体が推奨環境で動いていなければ、花子や、ほかのソフトも動作がままならないはずです。
    あと、花子においてもいくつか確認していただける設定はあります。ツールーオプションー表示の項目で、表示関係をいろいろと設定を変えて改善されないか、試してみるとよいかもしれません。しかし根本的なところでメモリが足りないですとか、プロセッサーの性能がWindowsに不十分という状況であれば、ハードのアップグレードもお考えになったほうがよいかもしれなせん。
    花子はほかのドロー系ソフトと比べて軽量級です。お使いになったことがあるかもわかりませんが、アドビのソフトなどとんでもなく重いものもあります。花子は比較的早く起動し、動作も軽やか(のはず)です。

  5. こんばんは。コメントありがとうございます。当方CPUはPentium M 2.0GHz 。OSはXP 。メモリは1Gです。2009のときには遅いとも感じなかったので、ふりがな機能の搭載と同時に文字の関係が変更されたのかと思ったのですが、差が感じられなかったのですね。ということはやはり、マシンパワーの問題でしょうか?やはり、ボチボチ、本体の更新時期ですね。ありがとうございました。

  6. gaosさん、こんばんは。
    貴殿のPC環境と類似した環境(Pentium M 1.7GHz, 1.5 GB RAM, Windows XP SP3) で花子2009・2010とも、同じ文字列(「かぐや姫の生い立ち」)を入力して実験してみました。
    やはりどちらも同じくらいの速さで文字が表示されますね。
    また、同じ文字枠をたくさんコピペしてまた入力テストを行ったみました。が、結果はあまり変わらず、文字入力と表示にわずかな差(0.9秒くらいでしょうか)があるものの、花子2009と2010との差を確認できませんでした。
    貴殿のディスプレイアダプターは、どういったものでしょうか。当方テスト環境はATI MOBILITY RADEONです。ひょっとしたら、それも関係している可能性もあるのではと。
    確かに花子2010ではふりがなが設定できるようになったので、文字関係はおそらく、内部プログラムが大きく変わったかもしれませんね。しかし文字の表示関係が一番大きく変わったのは、確か花子2008からだったと思います。なので、ご経験されている2009と2010との差はなんだろう?と少し戸惑います。
    正直なところ、花子での文字入力にはあまり満足していません。ほかのアプリケーションと比べて確かに遅いのです。モタモタするといいましょうか。慣れればさほど気にしなくなりますが。
    ジャストのサポートにその症状を報告してみるとよいかもしれません。障害窓口の方は丁寧に、バグレポートや不具合を調べてくれます(何年も「お使い」した経験があります)。
    また新しい情報があればまた投稿してくださいね。

  7. 丁寧に検証までしていただきありがとうございました。グラフィックはintelのチップセット内蔵のものです。
    何かのソフトと相性が悪いか、フォントの入れすぎなのかもしれませんね。ひまを見つけてインストールし直してみます。ありがとうございました。

  8. 先日は大変お世話になりました。あれから,レジストリクリーナーを使用したり,花子の再インストールをしたりしたところ,無事以前と同じレスポンスに戻りました。フォント数は減らしていないのですが,無事使えそうです。大変お世話になりました。

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