Word 2007から花子へのコピペのトラブルを解消

文字をコピーして、別のウィンドウにペーストするときに、貼り付けたものはやはり、文字であってほしい。・・・というのは、僕だけなのだろうか。

花子の特徴的なところがあるとすれば、Word/PowerPoint/Excel 2007からそのまま、文字列をコピーして花子の図面にペーストするときに、その貼り付けたものはテキストではなく、図としてペーストされてしまうというところだ。

さて、少し一歩引いて状況を考えてみよう。

まずInternet Explorerなどのブラウザーを開いて、ウィキペディアなどのサイトから文字をコピーして花子に貼り付けたときに、どうなるだろう。

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花子に貼り付けたときに、文字入力ウィンドウにペーストするか、図面にペーストすると二者択一だが、どちらでも上図のとおり、文字データがペーストされる結果になる。

さあ、ワード2007でテキストをコピーして花子2009の図面に貼り付けたときに、どうなるのだろう?

 paste-text-word2hanako2009

ぱっと見て、「いけてるじゃん」と思える。しかし、ここからがポイントだ。そのペーストした文字らしきものをクリックしたときに、まず、文字入力のカーソルは現れない。そして、ダブルクリックして文字列を編集しようとすると・・・。

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これは一体、どういうことだろう?花子の図面が見えるが、画面の上半分はWordのリボン(ナビゲーション)が表示されている。

こんな状態になって間違いをしたかと思うかもしれないが、まずご安心(?)を。これは、Word 2007の文字列が、OLEオブジェクトとして花子の図面にペーストされた証拠なのだ。つまり、ワード・ドキュメントのカケラみたいなものが、花子の図面に埋め込まれた、ということだ。

では、こんな状態でいいんだろうか?と思うのは自然な考えであり、また賢明な考えだ。もし、その貼り付けた文字列をこれからあまりいじくる必要がなければ、このままでもおおむね問題はない。しかし、普通は文字枠の大きさを調整したり、フォントサイズを変えたりしたい。なので、本当は、花子の文字枠形式に、文字をペーストする必要がある。

Word 2007のテキストデータを花子に文字枠としてペーストする 方法①

この方法は、花子2009以上で使用できる。

  1. Wordで文字列を選択してコピーした後、花子2009に切り替える。
  2. 花子の「編集―テキスト形式で貼り付け―文字枠スタイルを反映」にクリック。

すると、花子でも編集できる文字枠が作成される。

Word 2007のテキストデータを花子に文字枠としてペーストする 方法②

この方法は、少なくても花子13(2003年バージョン)から使用できる。

  1. Wordで文字列を選択してコピーした後、花子2009に切り替える。
  2. 花子の「編集―形式を選択して貼り付け」をクリック。
  3. ダイアログボックスに「テキスト」「Unicodeテキスト」などの文字形式クリックして、OKを押す。

このあたりの操作性の不便さは、どうもマイクロソフトOffice 2007のクリップボード操作の独自仕様によるらしい。

<ヒント!>

もしWord 2007から花子の図面にコピペすることが多くて、上記の手順が手間であれば、キーボードショートカットが SHIFT + CTRL + V 。これでWordの文字を一発でテキスト形式に変換できるので、便利だ。(参考までに、花子の「ツール―割付―キー」のメニューでお好みのショートカットも登録できる。)

花子で文字入力をより快適にするためには?(その1)

自分でもよく忘れがちなこと。

花子での文字入力がうまくいかず、自分の思い通りの文字スタイルを何回も設定し直して煩わしい、というトラブルを経験したことはあるのだろうか。

これの即効薬は、花子の「文字枠スタイル」にある。

手順として、花子の文字入力をする前に、図面の空いたところにクリックして、文字メニューの「文字枠スタイル」を選択しよう。下記のイメージのように、必ずダイアログのタイトルバーに(入力)という文字が表示されていることを確認する。(これは肝心。)

mojiwaku-style-nyuuryoku

標準として使いたい文字スタイルを設定して、OKをクリック。

すると、これから入力する文字枠は、この文字枠スタイルを反映されることになる。

「わざわざ、文字枠スタイルをいちいち開いて設定しなくてもいいの?」と思ったら、図面で何も選択していない状態で、カラーパレットの文字属性(色、フォントサイズやフォント名など)を変更しても、これから入力する文字は、この設定が反映される。

mojiwaku-style-ni-settei もし、入力した文字スタイルをベースに、これから入力する文字のスタイルを決めたいときに、文字枠スタイルの元になる文字枠を選択して、カラーパレットにある「文字枠スタイルに設定」ボタンをクリックすれば、これから入力する文字枠は、このスタイルを反映する形になる。

花子の文字入力機能でわかりにくいところはこれ以外にもあるのだが、まずは上記のことを覚えておけば、文字枠のスタイルが思わぬものにならないようなことは防げるだろう。