花子のファイルビューアの文字が表示しないときに・・・。

ジャストシステムの障害窓口に要望を出したところ、回答がやっと届いた。(しかも、郵便で・・・。オールド・ファッションだな。どうも、メールの問い合わせに対応せず、手紙とFAXにしか対応しないようだ。)そこで、いくつか、疑問に思った花子の機能や、バグと思われる現象に対して、解決策が提示されていたので、順次に紹介したい。

■Suite Naviおよび、花子2008のファイルビューアは、花子形式のファイルの文字枠を点線で表示し、中身を表示しない現象

花子で「ファイル―開く」をするときに、通常は「一覧」画面になっており、この現象に気が付かないはず。だが、下記の図のように、ビューア一覧切り替えを「ビューア」に切り替えると、こんな現象が起きてしまう。

Hanakopreviewbefore

ご覧のとおり、文字枠は一切、表示せず、点線の四角に置き換わるか、アステリスクとして表示されてしまう。

自分が作った図面が台無しにされてしまったのでは?と目を疑うこともあろう。

しかし、ジャストシステムによれば、これは単純に、「簡易表示」になっているために起きる現象だそうだ。それを回避するには、下記の図にあるように、ビューアの中に右クリックをし、「詳細表示」にチェックを入れると、文字が正しく表示されるようになる。

Hanakopreviewafter

確かに、Adobe Bridge(アドビの画像ビューアアプリケーション)も、プレビューがあるが、ビューア画面に右クリックして設定を変えないと文字が表示されないなんて、ユーザーにそんな不便な思いをさせない。

花子のこの「文字を勝手に非表示にする」機能は、察するには、スペックの低いPCのために設けられているのでは、と思う。しかし、花子2008のヘルプにも、SuiteNaviの「かんたんガイド」にも、説明が見当たらない。

とりあえず、花子とSuiteNaviのビューアに文字が表示されない現象は解明できた。とはいえ、なんだか、すっきりしない。裏機能ともいえるかもしれないが、よくいえば、芸が細かいとしか言いようがない・・・。

イラスト作成のためのインスピレーション

花子でイラストを作成する方には、参考になりそうなサイトを紹介したい。

英語だが、掲載されているイラストを楽しめるには英語をわからなくてもよい。

IllustratorWorld

http://www.illustratorworld.com/gallery

IllustratorWorld.com screen shot

このサイトで紹介しているイラストは、基本的に花子と同様に、ベクトル系のアートだ。Illustratorで作成されたものばかりだが、時間をかければ、花子(特に、花子2008)でも再現できそうなものも多い。

ひょっとして、これは花子の理想型でもあるかもしれない。

DeviantArt

http://browse.deviantart.com/digitalart/vector/

DeviantArt screenshot

これもまた英語のサイトだが、幅広いイラストのサンプルが掲載されており、ぜひチェックしていただきたい。上記のリンクは、ベクトルアート部門へのリンクであり、とくに花子ユーザーに参考になりそうなものだ。よくみると、花子で再現できないものは、むしろ少ないと考えられる。あとは花子で楽にできるかできないかの問題だけだ。

花子のベジェ曲線アイコン(イメージ)最近、ベジェ曲線のツールをよく使っている。花子のベジェ曲線ツールとイラストレーターのペンツールは、たいした差はない。花子のベジェ曲線ツールで特に便利なのは、パスを閉じるときの方法、CTRL + ENTERだ。Illustratorの場合は、パスの始点にマウスをあわせてクリックしなければならないので、狙いをちゃんと定めて正確にクリックしないと、パスは閉じられない。

Illustratorにしろ花子にしろ、ベジェのペンツールはイラスト作成に不可欠だ。下記のイメージは、ペーンツールの使ってできる一つのサンプルに過ぎない。このサファリのような影イメージは、もともと影の下絵はあったが、ペンツール(花子のベジェ曲線ツール)でなぞった。かなり時間がかかるが、練習を重ねればそのうちは誰でも、上手にできるはず。

サファリのイメージ

図で考える・・・花子の強み pt. 1

最近、花子の不十分なところについてかなり詳しく取り上げているが、今回は一歩を引いて、花子のソフトとして便利なところを紹介したい。

もうご存じな方が多いとは思うが、花子の「文字入力ウィンドウ」を使って、文字入力をバーっと済ませてから、それを第2フェーズにレイアウトして形にすることに、花子は強いと思う。

つまり、「アイデア・プロセッサー」として、かなり自由自在に使えるのは花子の大きな特長であり、また強みだと思う。

Hanakotsuyomitextonly 1つの例を取り上げたいと思うが、新規図面を開き、この図のとおり、入力してみた。

文字入力ウィンドウの機能は、花子2007から搭載となったため、これは花子2007以上でしかできないことだ。

文字を打ち込みながら、入力ウィンドウの右側にある図面に、文字が次々と現れることがわかる。

入力がひととおり終わると、次はレイアウト作業だ。下記のとおり、アレンジしてみた。

■パターン1

Hanakotsuyomi1

文字入力にある入力項目を一気に選択し、右クリックをして、「長方形で囲む」を選択したら、すぐに文字枠付きの図形ができる。

ボックスの背景柄は、花子フォトレタッチで加えてみた。ボックスを選択して描画ツールの「花子フォトレタッチの起動」Hanakophotoretouchnokidouボタンをクリックすると、自動的にビットマップ編集モード(花子フォトレタッチ)に切り替わる。 ドロップシャドウは、花子2008の「変形―図形効果―ドロップシャドウ」で追加できる。

パターン2

次に、文字列を打ち直さないで、図面上の文字枠を別の風にアレンジしてみた。その結果は下記の通り。

Hanakotsuyomi2

縦の曲線は、花子のコネクタではできないため、直線だけを描き、それを選択して上と同じ「花子フォトレタッチの機動」を使って、「画像―画像のサイズ」で横に余白(キャンバス)を広げ、さらに「画像―変形―ささなみ」で波効果をつけてから、それを閉じて図面に戻った。(なお、花子2007までは、花子フォトレタッチで編集しても、透過部分は生かされないので、白いキャンバスが残ってしまう。)

この2つの例は、花子の「文字入力ウィンドウ」と「花子フォトレタッチの起動」でいかに速く、アイデアを変身できるか、1つのサンプルにすぎない。もしこれがIllustratorだと、図形を描いてからテキストボックスを被せて見た目を仕上げる、という多少面倒の多い作業が必要になる。

また、使用アプリケーションがVisioの場合、図形を描いて、選択したまま文字入力できるので便利だが、選択中のシェープを別のシェープに置き換えることは、容易にできないので、花子より面倒が多くなる。

上記のような「図の即席変身」は、花子とPowerPointくらい、割と楽にできる。花子で文字枠を図形(例:長方形)に置き換えることは、図面上の文字枠を右クリックして「図形で囲む」を選択して行える(下記の図1)。

Hanakomojiwakuzukeidekakomu1

また、文字枠を図形で囲むことをPowerPointで行う場合は、2003バージョンだと花子と似たような手順で行えるが、PowerPoint 2007だと、図形をダブルクリックして、「描画ツール」を出して、さらに「図形の変更」のボタン(ラベルは付いていないが、図のような形になっている)をクリックして図形を変更する(下記の図2)。花子より、少し手間がかかる。

Pptmojiwakuzukeidekakomu2_final

なんだかんだ言っても、花子は図の再編集に強い。

花子2008の要望を出しました。

数週間にわたって、暇を見つけて花子2008の動作と機能をレビューし、やっと要望書みたいなものができた。下記のURLにて公開したので、ご興味のある方、ぜひご一読を。

PDF要望シート

正式な要望として、本日、ジャストシステムの要望窓口に提出した。

昨年に出した要望、とても全部とは言えないけど、いくつか、ピックアップして花子2008に取り入れてくれたようだ。ジャストシステムはマイクロソフトと違って、まだ柔軟性(?)がありそうなので、とにかく聞いてくれる。

皆さんもぜひ、どんどんと、要望を出してください!